められた場所にコーヒー

忙しい週末、週明けだった。
バタバタ。
中でも1番上孫(小5男児)との、「乗り鉄」(鉄道乗車愛好家)のミニジャーニーには、振り回された。
イベントがらみで、夫の実家に長女一家、次女一家で泊まりに行った。
泊まった翌日、わたしはご近所をサイフとスマホをぶら下げ、やたら大きなゴルフ日傘をさして皆んなと散歩腎癌治療
家周辺をぶらぶらウロウロしていたら、話が急展開し、いきなり、上孫との乗り鉄要員に抜擢され、電車に飛び乗ることに。
電車の中は、西洋人と旅人だらけ。
小学生男児と、大きな日傘ばあちゃんのペアは、明らかに浮いていた。

この乗り鉄への経緯を説明すると、この日は街おこしイベントの一環として、スタンプラリー的な仕組みで、予め決められた場所にコーヒースタンドが設置され、沿線電車に乗ってそのコーヒーを飲みに巡るというもの。
前払いでコーヒーチケットを買っていた長女に、残りのチケットと、乗り鉄ボーイ(1番上孫)を押し付けられた峰力 助聽器
電車は30分か1時間に1本なので、時刻表を把握していないと、待ち時間がやたら多くなる。
乗り鉄孫は、乗り鉄のくせに、時刻表は参考程度にしかせず、行動時間の配分が非常に良くない。

ゴルフ用の日傘は持ち柄部分が曲がっていなくて真っ直ぐなので引っ掛けることが出来ず、急な坂を急いで駆け上がったり降りたりするには、超ジャマ。
足に引っ掛けそうになる。
たったったっと、あんな坂、ばあちゃんの歳を考えてほしい。
アスリートではないんだから。
やたら急がされて走って息もゼーゼーで駅に戻ったにもかかわらず、駅では電車内で10分も通過待ち。
走るだけ走らされて、時間待ちなんて、振り回されるにも程がある。
しっかりしろ!わたし!
だけど運動にはなった。

とは言うものの、夫の実家に行く時にいつも降りる駅を起点に、乗り過ごす方向に向かって電車は走る。
いつも目的駅に到着してそれでお終いなので、それより向こうの駅にはほとんど行ったことがない。
だが、一駅一駅、ゆっくり景色を見ながら乗る電車は悪くない。
山や谷は深まる一方。
一駅進む度に標高が高くなり、気温が低くなる。
外国から来た旅人気分である。
登山客やハイカーの中に、手ぶらに近い小さなポシェット、ビッグ日傘のおばあさんと男児甲狀腺抽針
絵になる?ならない?